大切にしたい自店の特徴欄

Posted on | 4月 30, 2018 | No Comments

美容室開業のための事業計画書の書き方　その７
「事業計画書作成の項目で大切にしたいサービスの特徴欄」
前回は、事業計画書のなかで「経歴」欄を書くときの３つのポイントをお伝えしました。
今日は「自店の特徴」欄について。

自店の特徴を書くとき、２か月前にお伝えした、「開業動機」欄のつづきととらえてください。（開業動機欄についての記事　http://ribiyo-news.jp/?p=22365）

美容業界で勤め人として働いてきたなかで、顧客の隠れた要求を実現するこめに独立開業する、というストーリーにしていただきたいとお話ししました。
その顧客の隠れた要求を実現するために独立し、具体的に、いままでの美容室とどう違う特徴をもっているのか、を具体的なサービス内容を書いて伝えるのが、この欄てす。

ここで改めて、開業動機欄で自分に投げかけた３つの質問を、掘り下げます。
質問１　美容業界に挑戦したいことはなにか？
　　　　→　挑戦することを、具体的にサービス内容に落とす項目をあげてください。
質問２　お客様とのやりとりのなかで「おかしい」と気づいたエピソードは？
　　　　→従来の仕事とは改善、改良したい具体的な点をあげてください。
質問３　お客様にご提供するメリットは？
　　　　→お客様が自店に「こなければならない」強い理由はの源泉はどこから生まれるか書いてください。

たくさん特徴がでてきましたね。
上記問いかけのなかで生まれてきた項目を、そこから「３つ」に絞ってみてください。
特に伝わりやすいもの、強調して伝えたいものを優先して３つピックアップするという方法でかまいません。

それを、「自店の特徴は以下の３つです」という書き出しで、この欄を書いてまとめていただくと、競合他店、地域の他店との違いがよくわかります。

何度も書きます。
融資担当者が聞きたいのは、お店が今後、顧客に喜ばれ、繁盛して、「貸したお金を返してくれるのか」という具体的な根拠としてこの欄は読まれます。
融資担当者にも、「お、いままでのあの地域の美容室とはちがって繁盛するな」と、集客繁盛を想像してもらいましょう。

次回は、「顧客ターゲット・ニーズ」欄についてです。どうぞお楽しみに。

サロンで給食（昼食）を実施しておられるところありますよね。いま、マイコン機能を搭載した優秀な電気鍋が登場していますので、AIの力をサロンに導入し、スタイリストの働く環境向上に貢献させるという方法をおすすめしています。おすすめは、シャープのヘルシオホットクック。無水自動調理鍋で、予約機能もあります。試しに、美容室のスタッフルーム内で鍋を設置しランチをつくってみたときの写真です。

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