美容店205店(163事業者)が調停申立受ける
Posted on | 6月 14, 2017 | No Comments
ジャスラックが著作権で民事調停
日本音楽著作権協会(JASRAC、ジャスラック)は2017年6月13日、BGMを利用していながら、著作権の手続きをしていない美容店など178事業者、352店舗に対し、簡易裁判所に民事調停を申し立てた、と発表した。全件数のうち163事業者、205店舗が美容店だった。
著作権料の支払いを求めても応じない事業者が対象で、美容店以外には、飲食店やアパレル業者が含まれる。
JASRACでは「HPや各種メディアを通じて、広くBGMの著作権手続きの必要性について周知してまいりました。今後も引き続き、各業界団体やBGM音源提供事業者との協力関係を構築していくなど、BGMの適法利用促進のための様々な取り組みを推進してまいります。」としており、2015年から民事調停を起こしている。
ジャスラックは、美容業界を代表する全美連に対して代理徴収を打診したが、全美連は対応できない旨、回答した経緯がある。
なお、理美容店でラジオや有線など放送事業者の楽曲を流す場合は著作権の侵害にはならない。
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