理美容業の景況は下降に
Posted on | 5月 4, 2017 | No Comments
<DI調査 2016年第4四半期>
日本政策金融公庫は2017年4月28日、景況感を示すDI調査「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2016年第4四半期)を発表した。
5指標を平均した総合指数・4期平均移動線(下のグラフ)を見ると、美容は2015年第1期、理容は2016年第2期を頂点に下降トレンドに入ったのがわかる。
生衛業全体でも2015年第4期以降下降に転じており、生衛業は再び不況状態に陥った。
「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(DI調査)2016年第4四半期
【理容業のDI】
売上:-36.6
採算:-11.7
業況:-38.6
客数:-41.0
単価:-15.0
【美容業のDI】
売上:-31.0
採算:-7.9
業況:-38.6
客数:-37.1
単価:-14.3
DI=良い(増加、好転、黒字)-悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査時期:2017年3月上旬
有効回答企業:理容394企業、美容457企業
タグ: 生活衛生関係営業の景気動向等調査, DI