理容業は改善の兆しも、美容業は低迷
Posted on | 2月 20, 2019 | No Comments
日本政策金融公庫DI調査2018年第3四半期
日本政策金融公庫は2019年2月13日、景況感を示すDI調査「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2018年第3四半期、10月~12月)を発表。前期より改善したのは美容業の客単価だけで、他の指標は理容業美容業ともすべて悪化した。
前年同期比では美容業の売上、業況、利用客数が悪化。理容業は利用客数は悪化したものの他の指標は改善した。理容業は改善の兆しがうかがえるが、美容業は低迷が続いている。
サマリーは次の通り。
売上
理容業・美容業とも前期より悪化。前年同期比では理容業は7.5ポイントと大幅に改善したが、美容業は2.0ポイント悪化。
採算
理容業美容業とも前期比では悪化したが、前年同期比は改善した。
業況
理容業美容業とも前期比では悪化したが、前年同期比は理容業は改善、美容業は悪化した。
利用客数
理容業美容業とも前期比、前年同期比とも悪化した。
客単価
前期比で理容業は悪化、美容業は改善。前年同期比では両業とも改善した。美容業は7.0ポイントと好調だった。
【売上、採算、業況、利用客数、客単価の5項目を平均した総合指数の4期平均移動線】
【DI調査】
DI=良い(増加、好転、黒字)-悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査時期:2018年12月上旬
有効回答企業:理容411企業、美容453企業
訪問調査
タグ: 日本政策金融公庫, 生活衛生関係営業の景気動向等調査, DI