ネイル導入の美容店は8650店
Posted on | 10月 7, 2016 | No Comments
ネイルを導入している美容店は8650店を数える(2015年)。美容店全体からすれば4%程度(衛生行政報告・比)に過ぎないが、ネイルサービス市場では35%に達し、サロン専門サロンの1万1700店に迫る。「ネイル白書2016-17」(日本ネイリスト協会、富士経済)による。
ところが売上をみると、ネイルサロンは1580億円あるが、美容店ネイルは31.5億円に過ぎない。1店舗当たりの年間売上は、ネイルサロンが1350万円あるのに対し、美容店ネイルは36万円、月約2万円の計算になる。
本業と副業の差が現れた結果ともいえる。しかし、美容店ネイルの売上で、はたして採算が合うのか疑問である。
一方、年間1350万円あるネイルサロンは、売上減に悩む理美容店にとってバラ色に見えそうだが、実際はそうでもない。ネイルサロンに働く人は6万1600人いて、1人当たりの年間売上は256万円でしかない。
ネイルサロンの新規出店は相変わらず活発だが、廃業も増えている、とネイル白書は指摘している。
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