美容室の設計図を正しく読む
Posted on | 5月 30, 2016 | No Comments
設計図面の読み方(全5回)その1
図面の種類と、打合せのステップ
具体的に、設計にはいると、平面図を中心に、立面図など、数種類の設計図が提出されます。記号や専門用語がたくさんあり、よくわからないことが多いですね。
でも、だからといって、施主であるあなたも、積極的にかかわる必要があるところです。予算コントロールにも響いてくるうえ、施工を請け負う業者の作業内容を詳細に指示する書類でもあるためです。
必ずしていただきたいチェックは、2つ。
ひとつは、収納があるかどうか。たとえば、シャンプークロスやタオル、カラー収納、掃除道具をいれるところがあるかどうか。もうひとつは、作業導線として、何人のスタッフが、どう動くと想定できるか。
打合せのステップは次のように進みます。
(1) 予算を決め、設計や、施工、支払いなどの、おおまかな進行スケジュールをたてます。
(2) 工事を進めるための詳細設計資料が作成されます。施主としてのあなたは、サロン内部に必要な、収納、コンセントの数・位置や導線などを決めることも必要です。納得したら、設計を承認し、工事発注にはいります。
次回は、「パース図」がテーマです。お楽しみに!
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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