理美容両資格取得、業界が発展する形で
Posted on | 5月 28, 2016 | No Comments
全美連は2016年5月26日、東京・代々木の美容会館で第75回総会を開き、平成27年度事業・同決算の報告案件、平成28年度事業・予算の計画案件など全上程議案を可決承認した。
総会に先立ち、多くの国会議員や複数の現職大臣らが来賓として祝辞を述べ、美容業の発展を期待した。また長田浩志 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 生活衛生課長は塩崎恭久厚生労働大臣の祝辞を代読したあと、現在厚生労働省で検討している理容美容両方の資格取得を軽便にするための養成施設の教育内容、国家試験のあり方について、理美容業界が発展できるような形でソフトランディングを目指すと語った。同課長は翌日の全理連総会でも同様のあいさつを述べた。
全美連の平成28年度の主な事業は、減少を続ける組合員の増加を目指す組織強化、業権確保を目的とした規制改革対応業務、美容業の好循環促進計画に基づいた経営指導事業、訪問美容事業など従来からの事業を継続して行う。
平成27年度決算は収支4億9938万円で税引き後当期利益863万円を計上。平成28年度予算は収支4億6686万円で編成された。
吉井眞人全美連理事長は、平成28年度事業について「美容業界に多くの若者を迎い入れ、彼らの独立を支援し、組合員の増加につなげたい。母なる美容組合をめざしたい」と抱負を語った。
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