男性の半数以上は 理容店 派
Posted on | 10月 15, 2009 | No Comments
全理連(大森利夫理事長)は全理連情報55「利用者動向調査」をこのほど発表した。平成21年6月インターネットユーザー1000人(男女各500人)を対象に調べたもの。
調査結果の概要は次の通り。
【理容室/美容室の利用実態】
・1年間の理容室/美容室の利用費用は「10000円~20000円未満」が4分の1を占める。男性は「5000円未満」の割合が高い。
一方、女性は「10000円~20000円未満」24%、「20000円~30000円未満」18%が多い結果となった。
・直近3年以内の利用状況としては、男性は「理容室」利用者が半数以上を占め、女性は「美容室」利用者が8割を超える。
・理容室/美容室の利用頻度としては男性は「月2~3ケ月」54%、「月に1回」32%。女性は、「月2~3ケ月」60%、「半年に1回程度」18%。
男性の利用頻度の方が多い傾向。
・現在利用しているお店の決定理由は「自宅の近く」が54%と一番高い。また女性は「理容師・美容師の技術力」を重視するが立地よりも重視する点として挙げられている。「ホームページ」を理由と挙げた人は女性が8%、男性は4%となった。
・ホームページが選定条件となった人にのうち「料金表・メニューを見て」決めた人が7害耶このぼる。
・直近1年以内の理容室/美容室での利用メニューは「カット」98%、「シャンプー」69%の順に多い。
【利用店の満足・意向実態】
・利用店の満足度については満足度計(非常に満足+満足)68%となった。
・接客についての不満内容として「担当者が何人もの客を同時にかけ持つ」23%「予約したのに待たされる」22%が挙げられている。
・利用したいサービスのうち男性は「頭皮ケア」32%と高い。女性は「ヘッドスパ」、「頭皮ケア」、「カラー診断」が各3割の意向率となる。
・理容師が訪問しての新サービス提供について、「必要あれば自分も利用したい」が42%。「祖父母に利用をすすめる」が続き26%を占める。
【カウンセリング実態】
・全体では「いつもカウンセリングを受けている」人は15%。一方、普段受けていない人は約6割となった。
女性は比較的カウンセリングを受けている人が多く、20代女性は髪型カラーを変える時のカウンセリングは2割と高い傾向。
・カウンセリングの満足度計(充分+まあ充分)8割にのぼる。
・カウンセリングについての不満内容のうち「ついついお任せにしてしまう」42%、「自分の言いたいことがうまく伝わらない」36%、「遠慮してしまって要望をいえない」30%の順となった。
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