理美容学生の転編入をしやすく
Posted on | 2月 24, 2016 | No Comments
厚生労働省の理容師・美容師の養成のあり方に関する検討会
厚生労働省の理容師・美容師の養成のあり方に関する検討会では、理美容師教育の基本的な考え方についても検討が加えられているが、その一つとして、「学生の移動にともなう転編入をしやすくする」ことがテーマになっている。
2016年2月22日開催された、第2回「理容師・美容師の養成のあり方に関する検討会」で、事務局(生活衛生・食品安全部生活衛生課)は、選択必修科目については「読み替える」という便法で対応できるとしているが、問題は読み替えのきかない必修科目だ。
事務局の資料によると、例えば「関係法規・制度」を例にあげると、1年次で所定の30時間(1単位)を履修する学校もあれば、2年時に30時間履修する学校もある。また1年次10時間、2年次20時間といった例もある。他の科目も同様に学校間でバラツキがある。
これではスムーズな転校・編入ができないので、必修科目については、履修時期について設定することが求められる。
とはいっても、今回の検討会では教科の内容などについても検討が加えられるので、転編入については、その後に検討されることになりそうだ。
タグ: 厚生労働省, 理美容学校, 生活衛生・食品安全部生活衛生課