客数、客単価とも悪化/理容業美容業の「経営上の問題点」(2014年第3四半期)
Posted on | 2月 18, 2015 | No Comments
日本政策金融公庫が2015年2月10日発表した、2014年第3四半期の景気動向調査・「経営上の問題点」によると、理容美容ともに「顧客数の減少」「客単価の低下」を問題とする経営者は前期に比べ増え、景気回復が足踏みしている。
客数の減少と客単価の低下は、即売上減少に結びつく。
第2四半期では改善に向かい、理容業美容業も景気回復の兆しがみえると期待したが、第3四半期は一転逆戻りした。
円安などにより食料品などの必需品が値上がりしたため、理美容サービスへの支出が抑制されたものとみられる。
また美容業は客単価の低下は2期連続して増え、利用客の低価格志向がうかがえる。そのことは上場サロンの業績報告などをみてもわかる。
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