パーマ増客運動 が本格始動 全美連
Posted on | 3月 15, 2010 | No Comments
パーマ増客運動がいよいよ本格始動した。パーマ客を増やして美容業界全体の繁栄を目指す、全美連(三根卓司理事長)は3月15日、東京・六本木のハリウッドプラザで、全国の同組から選ばれた57名の受講者を集め、テクニカルトレーナー研修会を開いた。
受講生は15、16の二日間にわたる講習を受けたあと、地元で同様の講習を行いテクニカルトレーナーチームを結成、ワークショップ形の講習を通じて、顧客に提案できるパーマヘアの普及を図る。
パーマといえば美容室の代名詞だったが、カット&ブローが主流のいまでは、美容室の施術種目に占める割合は20%以下にまで落込んだ。その一方で、パーマをかけたいという人は60%おり、パーマ希望者の40%が潜在需要化している。この潜在需要を掘り起こし、美容室の営業に役立て、業界を活性化させようというのが、全美連のパーマ増客事業。
特執すべきは、全美連が主導して行なう事業でありながら、非組合員(アウト)をも巻き込んだ美容業界一大事業として、パーマ用剤メーカー、業界流通が一致団結して推進すること。
今回の組合から推薦を受けた技術者によるテクニカルトレーナー研修会のほか、メーカーのインストラクターを対象にしたテクニカルトレーナー研修会が行なわれる。またワークショップの講習会も組合主催のほか、デーラーがアウトに声をかけて行うワークショップも予定されている。
ワークショップは全国で500回の開催が予定されていて、1日6時間程度の講習。受講料も2000円程度と安く設定されている。全美連では、パーマ増客事業を通じて、現在のパーマ客比率17%を30%にまで引き上げたいとしている。
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