パーマ客 拡大推進事業 を本格化/全美連
Posted on | 2月 1, 2010 | 1 Comment
全美連(三根卓司理事長)はパーマ客の拡大に向けた事業を実施する。1月28日開いた理事会でタイムスケジュールを発表し、4月中旬から各都道府県組合で実技講習を実施する。
全美連が打ち出したパーマ客 拡大推進事業に呼応する形で、美容週間実行委員会など美容業界団体はじめ、パーマ液メーカー、流通会社らも積極的に協力し、美容業界挙げてパーマ客の増加を目指す。
パーマといえば美容室の代名詞。昔は美容室をパーマ屋と呼んだように、美容=パーマだった。それがいまはパーマ客が20%にまで落ち込んだ、といわれている。これを30%にまで引き上げるのが、全美連のパーマ客 拡大推進事業。客単価が高く業界全体の活性化に直結する事業といえる。
発表されたタイムスケジュールによると、すでにテクニカルトレーナー講師が選任され、テキスト作成が現在、進行中。各県組合へはトレーナーの選出を依頼中という。3月15、16日にはテクニカルトレーナーの研修会を実施し、4月中旬から実技講習会をスタートさせる。
実技講習会で、全国の美容室オーナーやスタッフに改めてパーマの勉強してもらいパーマ客の拡大につなげる、というのが全美連の計画だ。
はたして計画通りにパーマ客の増大の結びつくかは、結局は消費者に評価されるか否かにかかっている。消費者がパーマを敬遠する理由は複数あるが、ヘアスタイルは別にしても、施術時間が長すぎる、パーマの臭いが気になるといったパーマ技術の根幹にかかわる部分で敬遠している人が多いだけに、いかにその辺をクリアできるのかも大きな課題といえる。これにはメーカーなどの開発力も問われそうだ。
(写真は1月28日の第341理事会であいさつする三根卓司全美連理事長)
タグ: パーマ, 全美連
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Comments
One Response to “パーマ客 拡大推進事業 を本格化/全美連”
2月 2nd, 2010 @ 12:38 AM
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