消費増税後、半数以上が売上減を予想 理容業の景気動向
Posted on | 10月 31, 2013 | No Comments
生活衛生関係営業の景気動向等調査
日本政策金融公庫は10月29日、2013年第2四半期(7~9月)の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。理容業の業況判断DIは▼20.9で、前年同期比で6.0ポイント改善したが、前月比では4.6ポイント悪化した。
売上DIは▼31.7で、前年同期比は18.2ポイント、前期比は3.5ポイントとともに改善した。利用客数DIは▼36.5で、前年同期比は13.4ポイント、前期比は0.9ポイントとそれぞれ改善した。
理容業の景気動向は、緩やかながら回復基調にあるようだが、4期平均移動値との比較グラフをみても分かるとおり、期ごとの振幅が非常に大きい。これはDI調査が実態調査ではなく、意識調査によるためだ。
今回の調査では、消費税増税後の売上予測を質問している。
理容業は
「増加する」1.4%
「変わらない」46.2%
「減少する」52.4%
だった。
美容業では40.9%が「減少する」と予想しており、理美容業にとって増税の影響は避けられないと判断している人は多い。
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