美容業の景気動向 来期以降の改善に期待
Posted on | 10月 31, 2013 | No Comments
生活衛生関係営業の景気動向等調査
日本政策金融公庫は10月29日、2013年第2四半期(7~9月)の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。美容業の業況判断DIは▼17.2で、前年同期比で16.4ポイント改善したが、前月比では5.7ポイント悪化した。
売上DIは▼17.5と、こちらも前年同期比は20ポイントを超大幅な改善をしたが、前期比は1.1ポイント悪化。利用客数DIは▼28.0で、前年同期比は13.7ポイント改善したが、前期比は0.6ポイントと僅かながら悪化した。
美容業の景気動向は、前年同月比では改善しているが、前期比では悪化しており、まだ厳しさが残っている。しかし、グラフで示すように、4期平均移動値は上昇基調に推移していることから、来期以降の改善が期待される。来期の業況見通しDIは▼4.9だった。
今回の調査では、消費税増税後の売上予測を質問しているが、
美容業は
「増加する」1.2%
「変わらない」58.0%
「減少する」40.9%
だった。
理容業では52.4%が「減少する」、生衛全体でも56.5%が「減少する」と回答しており、美容業は増税後の影響は他業に比べると少ないと判断している。
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