本多髷(本田髷)
いまも江戸のむかしも若者は流行に敏感です。江戸時代の中ごろに流行ったのが一連の本多髷(本田髷)といわれる髷です。
若い女性は避けて通る髪結床
髪結床は、月代を剃り髪を結うだけでなく、町人の寄合い所としての利用されていました。
髪結床は町の集会場
髪結床を利用する客は暇な独身男が多い。前回(*)、掲載した将棋に夢中になる客もいましたが、髪結床の奥にある客待ちを集会所がわりに利用していた客もいました。
髪結床は将棋倶楽部!?
髪結床にはいろいろな客がやってきます。髪結床の客待ちには将棋盤と駒が置いてあり、髪結に来たのを忘れ将棋に熱中する客もいたようです。
髪結床の大暖簾
髪結床といえば暖簾と障子絵がつきものです。暖簾や障子に描かれた絵が、その髪結床の屋号になりました。
女髪結は、お初の身
前回の『理美容ラウンジ』「美容は縁も結ぶ 美容室が結婚相談所」(6月14日掲載)で、
○女髪結ひ 縁までもよく結び
という明治時代の川柳を紹介しました。