皮膚を傷つけづに皮膚内部を可視化
日本メナード化粧品は、藤田医科大学医学部 応用細胞再生医学講座と皮膚科学講座と共同で、皮膚を傷つけない非侵襲的に、皮膚内部の幹細胞の数や分布を可視化する独自AIシステムを開発し、皮膚内部の幹細胞の加齢変化を非侵襲的手法でイメージとして捉えることに成功した。
デオキシリボース 第三の脱毛症治療薬の可能性
人間の体内にも存在する糖分が薄毛の治療に効果をもたらすことが判明した。「デオキシリボース(2-デオキシ-D-リボース)」というデオキシ糖の一種。
肌のハリなどに関する新たなメカニズムを発見
ポーラ化成工業(ポーラ・オルビスグループ)は、ヒト真皮由来の線維芽細胞の細胞周期に加えて休止期にも着目した研究を独自に進めた結果、細胞増殖休止期のタンパク質が線維芽細胞を活性化することなどを発見した。
メラニン生成を抑制する常在菌を発見
ヒトの皮膚にはいろいろな常在菌が存在しているが、メラニン生成を抑制する働きのある常在菌が発見され、色素沈着を防ぐのに役立つ可能性がある。
2-MNGがメラニン合成反応の進行を抑制
メラニンは生体を日光紫外線から守る役割が一方、過剰なメラニン合成はシミになって生活の質(QOL)に影響を及ぼす恐れがあるが、色素沈着に対処する新規有用成分が開発された。
ヒト由来幹細胞培養上清液の皮膚科学的機能性を検証
ヒト由来の幹細胞培養上清液が美容に効果的であることは知られているが、科学的にその効果が検証された。
リフトアップ効果は「斜め外向き」
若見えの鍵の一つといわれるリフトアップ、単なる上向きではなく「斜め外向き」に移動することがリフトアップの印象に重要であることがわかった。
日本人と中国人で差があるまぶたの形態
まぶたの形態は加齢とともに変化するが、日本人と中国人とでは50歳を過ぎると、中国人女性はまぶたの長さが顕著に減少する。これは目尻の上のたるみに関係していると思われる、という。
美容分野への応用も期待 培養皮膚の顔型ロボット
ヒト細胞に由来する生きた培養皮膚(*)を持つ顔型ロボットが開発され、将来的には美容分野への活用も期待される、という。東京大学が2024年6月26日発表した。
髪の毛のうねりを改善するメカニズムを解明
梅雨の時期に悩まされる髪の毛のうねり。アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウムというヘアケア成分がうねりを改善するが、そのメカニズムが解明された。
常在菌が多いほど「肌が粗い」
皮膚には目には見えない常在菌が存在しているが、「菌数が多いほど肌が粗い」などの皮膚常在菌の数と肌状態の関係性が確認された。
死んだ角質細胞が単に堆積しているだけでない角質層
角層(角質層)は、死んだ角化細胞の角質細胞が単に堆積しているのではなく、下から弱酸性-酸性-中性と分化し、角層pH三層構造を形成し、それぞれ重要な役割を担っているのが発見された。
皮膚老化因子は、トロンボスポンジン-1(THBS1)
ロート製薬は、大阪大学蛋白質研究所との共同研究で、皮膚老化に対し効果的な因子がトロンボスポンジン-1(THBS1)※1であることが判明した、と2024年5月9日発表した。
傳田光洋資生堂主幹研究員らが数理モデルで皮膚老化現象など解明めざす
コンピュータを駆使して、複雑な数理モデルをシミュレーションして解析する、いま最先端の数理モデリングによって、皮膚疾患の解明をめざすCRESTの研究で、長山雅晴グループと資生堂リサーチセンターの傳田光洋主幹研究員のグループが共同で取組んでいる。
プロテアソーム活性の低下が皮膚組織を悪化
ポーラ化成工業(ポーラ・オルビスグループ)は、タンパク質分解酵素複合体「プロテアソーム」活性の低下が表皮、皮下組織の状態を悪化させることなどを発見した。
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