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毛髪科学技術者協会(MGK)が第40回定期総会

Posted on | 4月 17, 2013 | No Comments

企業の枠を超えて美容業界の発展を目指す、毛髪科学技術者協会(MGK)は2013年4月16日、東京・お茶の水の東京ガーデンパレスで第40回定期総会を開き、全上程議案を可決承認した。

総会に先立ち挨拶する間仲博毛髪科学技術者協会代表幹事

総会に先立ち挨拶する間仲博毛髪科学技術者協会代表幹事

上程議案は平成24年度事業報告、同決算報告、平成25年度事業計画案、同収支予算案。24年度決算は収支987万円で、75万円の欠損金を繰り越した。25年度予算案は収支1218万円。

総会に先立ち執行部を代表して挨拶した間仲博代表幹事は、毛髪科学技術者協会の親組織ともいえる日本パーマネントウエーブ液工業組合で30年以上にわたり理事長を勤めた田尾有一氏の逝去を悼むとともに、同工組が主催した2013パーマシンポジウムにふれ、「われわれのハード面、美容師さんのソフト面が一つになってパーマを盛り上げたい」とし、ハード面の課題として、「時間の短縮、短時間でかかるパーマ用剤の開発」の必要性を語った。

毛髪科学技術者協会は「毛髪科学の正しい知識の普及と美容等技術の向上」を目標に1973年に発足。技術資料の交換・情報の提供・相互研鑽を行い、その行動を通じてメーカー、ディーラー、美容室および業界誌紙との接触を密にし、中立公正な機関として関係官庁・消費者団体とも連携を保ち、美容業界の正しい方向付けと繁栄に寄与する活動をしている。

具体的活動内容は、学術大会、技術者基礎講座、機関誌「毛髪科学」の発行など。
現在、会員数は205名。
代表幹事は、間仲博、小林均司、上島浩一の3氏。

総会終了後、第135回学術大会が開かれ、堀内照夫明星大学非常勤講師が「電子スピン共鳴法による各種界面活性剤水溶液における正常毛および損傷毛中のフリーラジカルの動的挙動に対する温度の影響」をテーマに講演した。

このあと参加者の情報交換などを目的とした懇親会も開かれた。

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タグ: 日本パーマネントウエーブ液工業組合, 毛髪科学技術者協会, 総会

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