男性客の理容店離れ、止まる!?
Posted on | 4月 14, 2013 | No Comments
「サロンユーザー調査2012年」【男性調査】(NBBA)によると、男性客の理容室回帰は微増したが、利用先は一般理容店よりもカット専門店に流れているのがわかった。
「普段利用するお店のタイプ」の質問で、回答は「理容室のみ」「美容室のみ」「両方」の三択。
「理容室のみ」は2005年には67.7%で三分の二だったが減り続け、2010には62.7%に。その後、2011年には63.6%、2012年には64.0%と、この2年間理容室回帰が進んだ。
しかし、理容室で利用したメニューを尋ねた質問では、「総合調髪」は調査するごとに減少し、「カットのみ」が増え続けている。
「総合調髪」は2005年には85.3%だったものが、2012年には71.5%に、「カットのみ」は28.1%だったものが、44.8%にまで増えた。男性客の二人に一人は「カットのみ」を経験している。
「美容室のみ」を利用している男性は2010年に29.7%の最多を記録したが、2011年は28.5%、2012年は28.1%と微減した。
現在は「理容室のみ」だが、過去に美容室を利用した経験のある人は34%で、残りの66%が「理容室一筋」の客になる。
過去に美容室を利用した経験のある人に「美容室の利用をやめた理由」(複数回答)を尋ねた調査では
①値段が高い:47.2%
②ヒゲ剃りがない:29.8%
③髪型を気にしなくなったので:20.1%
④まわりが女性ばかりではずかしい:17.6%
⑤気に入りの理容室がみつかった:16.3%
がベスト5だった。
【男性調査】
調査方法:インターネットによる
調査エリア:全国
調査対象:①15歳から59歳までの男性②最近1年間に3回以上サロンを利用した人③ライフメディア(ニフティ系)アンケート会員
サンプル数:10代・20代・30代・40代・50代は各1000人。
調査期間:2012年5月10日から5月16日
(資料提供:全国理美容製造者協会)
タグ: サロンユーザー調査