吉井眞人 全日本美容業生活衛生同業組合連合会理事長 平成25年(2013年)年頭所感
Posted on | 12月 31, 2012 | No Comments
トータルファッション産業として発展めざす
新年明けましておめでとうございます。全国の美容業に関係しておられる皆様方におかれましては、日頃から業の振興と発展にご尽力いただいていることに対しまして、厚く御礼申し上げます。
このような状況の中で、当美容連合会では、美容業がヘアスタイルだけでなく、トータルファッション産業として発展して行くことによって将来の一層の成長が見込まれるという確信のもと、エステ、ネイル、メイクやまつ毛エクステンション等新たな美容関連サービスについての知識・技術の向上を図り、実績を積み重ねることによって、美容業の範囲を拡大させ、多様化する消費者ニーズに対応していくための施策を講じて行かなければならないと考えております。
我々の組織も同様に、若い人、中年層や高齢の方、それぞれ多様で様々な価値観を持つ経営者や美容師を広く受け入れることの出来る柔軟な組織形態と同時に、最も大切なことはサロンの利用者である消費者の目線に立って事業展開を図って行くことが求められております。
美容業は典型的な対人サービス業であり、優秀な人材を確保し、健全な競争のもとにはじめて業が繁栄して行くことが出来ると考えております。このためには若い人達にとって魅力ある業となる努力も全業界的に取り組む必要があります。
経済社会の大きな転換期を迎えている現在、我々の組合組織の在り方も問われております。
組織離れが叫ばれている今日ですが、各都道府県美容組合、美容連合会の果たす役割は決して小さくなっている訳ではありません。先行き不透明な時代であり、混迷する政治情勢への対応、規制改革の動向等、本年も様々な問題が提起されることでしょうが、大部分が零細な規模である美容業にとって、我々は重要な役割を担っているという信念のもと、決意も新たに諸事業の推進に取り組んでまいります。
皆様のご支援、ご協力をお願いするとともに、本年が実り多い年となりますよう祈念して新年の挨拶とさせていただきます。
*註:理事長名について
「吉」は正しくは土冠(下が長い)になります。
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