理容の行うエステが不明 平成24年度補助金助成事業でコメント
Posted on | 10月 23, 2012 | No Comments
厚生労働省の平成24年度生活衛生関係営業対策の補助金助成事業に理容関係で4件の事業が認められた。全理連の「新規顧客獲得に向けたエステティック技術の開発・普及」では理容の行うエステが不明だと改善コメントが付されている。
理容関係の補助金助成事業は次の通り。
全理連
「新規顧客獲得に向けたエステティック技術の開発・普及」
補助金助成金額:900万円
【改善を要すべき事項】
・予算項目のうち旅費が相当部分を占めており、より効率的な事業計画の立案が求められる。
・エステとは何をさしているのか具体的あなことが事業計画書から見えないので,あきらかにされたい。
群馬県理容組合
「県内の高校での理容体験学習課外授業を通しての養成施設の活性化と後継者育成事業」
補助金助成金額:160万円
【改善を要すべき事項】
・参加予定者数が50名程度であり、費用対効果という面で本事業の実施による波及効果等を暗まえた効率性を高める工夫も考慮すべきである。
・一学校法人への支援が目的であれば、補助目的に沿わないので、事業実施にあたっては後継者育成問題への対応という目的をより一層明確にすること。
・事業委員会委員謝金が講師謝金よりも高い水準にあり、経費積算を改善すべき。
滋賀県理容組合
「自主管理点検表の普及状況確認及び促進」
補助金助成金額:160万円
【改善を要すべき事項】
・事業の執行時に、アンケート調査を行う予定など、効果測定に努める点は評価できるが、消毒水準がどの程度向上したかについて客観的おフォローアッブを行うなど更なる工夫を求めたい。
徳島県理容組合
「新規顧客開拓に向けシェーピンゲ技術を生かしたメニューの開発と普及」
補助金助成金額:160万円
【改善を要すべき事項】
・事業の執行時に、アンケー卜調査を行う予定なピ、効果測定に努める点は評価できるが、本事業による新規需要の動向が把握できると更に良いので、アンケー卜調査の方法を十分に検討して効果測定を実施すること。
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