復興予算 美容業界でも疑義
Posted on | 10月 17, 2012 | No Comments
復興予算の使われ方が問題になっているが、美容業界でも。
2012年10月15日の全美連理事会で被災県の理事が報告した。
復興を名目に福祉美容関係の受講を誘う案内が都内の美容学校が行っており、被災県の組合の名前が勝手に語られてるという。
しかも、理事の報告によると、この学校が行うのは復興に名を借りた金儲け、とのこと。
全美連ではハートフル美容師という福祉美容の制度が運営されており、いまさら不必要だし、さらに店舗を所有しないで出張営業ができるなど、組合組織を揺るがすものだと、この理事は指摘した。
吉井真人理事長は調査した上で対応すると語った。
この復興予算、所管は文部科学省で、予算額は5億円という。厚生労働省生活衛生課でも、復興関連の補助金助成事業を行っているが、その予算は一件あたり120万円が相場。しかも事前、事後の審査が厳しく行われる。
やはり政治力の差?
なお、一般報道によると、政府は復興予算関連の仕分け作業を11月頃から行うという。
タグ: 全美連, 東日本大震災, 理事会