BMS ビューティマネージメントサポートシステムを展開へ 全美連
Posted on | 5月 16, 2013 | No Comments
全美連(吉井眞人理事長)は2013年5月15日、東京・代々木の美容会館で理事会を開き、5月30日に開催される第67回総会に上程する平成24年度事業報告案、同収支決算報告案、平成25年度事業計画案、同収支予算案などを決めた。
組合員の減少が続く全美連では、長年組合員増加運動に取り組んできたが、24年度も2千人以上が減った。このため、全美連では新たな事業として、ビューティマネージメントサポートシステム(BMS)を展開することにした。
内容は①組合員らに対する経営支援、②新規開業者への創業支援、③後継者育成を3本柱に、組合員以外にも広く門戸を開き、組合員の増加に結びつける、というもの。
これには、全国及び地方の生活衛生営業指導センター、日本政策金融公庫、タカラベルモントなどの外部法人の協力を得て連携して行う。生活衛生営業指導センターは経営指導面、日本公庫は融資面、またタカラベルモントは同社の独立開業セミナー、開業サポートセンター、商圏分析システムの活用などの協力を得る予定。
実施主体は全美連、各組合になるが、生活衛生営業指導センター、日本公庫は全国をカバーしているが、タカラベルモントについては、組合によって柔軟に対応する。
BMS制度を説明した西井十六勝副理事長は、この制度に合わせて厚生労働省に再度、組合加入を促す通知のお願いしていると語った。
なお平成24年度決算は、収支5億3632万円で、855万円の余剰金を計上、平成25年度予算は収支5億2726万円で編成した(いずれも本会計)。
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