脱毛エステサロン 捜索

Posted on | 12月 23, 2009 | No Comments

兵庫県警生活経済課などは、神戸市内のエステティックサロン従業員が、医療行為に該当するレーザー脱毛を行っていた疑いが強まったとして、医師法違反容疑で、神戸市を中心に近畿・中国地方の西日本地区でエステ店11店を展開するチェーン店『アニュー』の全店と、同店を経営する『ジェイビー』（神戸市）などを12月18日一斉捜索した。

読売新聞・産経新聞・毎日新聞などの報道による。
アニュー系列店でレーザー脱毛を受けた女性が皮膚に火傷を負うなどのトラブルが相次いでおり、兵庫県警は関係書類を押収し、従業員らから事情を聴くなどして、容疑の裏付けを進める方針。
容疑は、アニュー三宮店（神戸市中央区）や元町店（同）で2008年11月と2009年2月に、医師免許を持たない女性従業員が、20歳代の女性客2人に対し、脱毛用機器でレーザー光線を照射するなどしたというもの。
医師以外が行なう、レーザー機器を使用した、いわゆる『レーザー脱毛』については、厚生労働省は医師法違反の通知を出しているが、需要が多いことから施術しているエステティックサロンは存在する。トラブルなく施術している分には問題にはならないようだが、火傷などがあった場合、業務上過失傷害容疑のほか医師法違反容疑などで摘発、逮捕される例が、京都府や千葉県などでもあった。
医師法違反の通知が出てからは、医師からも無資格者の脱毛行為の取締り強化を求める意見もあり、エステティックサロンでの脱毛業務はより慎重に行なうことが求められている。

関連する投稿

• レーザー脱毛、ホワイトニングなどの医療を指定役務に
• 『脱毛の歴史』（A History OF Hair Removal）

Comments