滝川晃一氏 第33回TISAで「理美容サロンの淘汰は避けられない」
Posted on | 9月 6, 2011 | No Comments
第33回TISA全国経営者大会が2011年9月6日(火)、東京・台場の「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」で開催され、滝川晃一滝川会長の基調講演はじめ著名講師による講演が行われた。主催は、TISA運営委員会・滝川株式会社。
TISA運営委員会会長の高木不二男ダリア会長が開会。「美容への需要が減っているなか、美容サロンサロンは増えている。そろそろ美容サロン減少の時を迎えるだろう」と語り、カット、パーマ、ヘアカラーだけにとらわれない総合美容の必要性を訴え、滝川晃一氏の基調講演につなげた。
「サロンの構造改革」のテーマで基調講演した滝川氏は、東日本大震災、原発問題、急激な円高、さらには15年も続くデフレ経済、今夏の節電ムードで、日本国内は節約ムード一色となっている現状を語り、今後も間違いなく続く少子高齢化で、日本のサービス産業の伸びは望めないと分析。理容美容のヘア産業の数は、理美容サロンも流通も現在の2/3で足りる、とした。
滝川氏は、「サロンが淘汰されるのは避けられない。生き残るにはネイルやエステティックを導入したトータルビューティサロンやリラクゼーションサロン」とし、美容学校在学中の2年間で学んだネイルやエステの知識を有効にいかして対応することを訴えた。
このあと、ニュースキャスターの安藤優子さん(写真・上)が自身の30年の経験を踏まえ女性ニュースキャスターとしての思いを語った。
昼食をはさんで、分科会では
菊地俊彦(ぐるなび役員)「ホームページ解析」
佐々木常夫(東レ研究所顧問)「働く君に贈る25の言葉」
佐藤綾子(日大芸術学部教授)「パフォーマンス学」
の3講演が行われた後、前宮崎県知事の東国原英夫氏が「ピンチをチャンスに」のテーマでやはり自身の体験を面白く語った。
なお聴講者は401名だった。
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