全国理容連合会 第154通常総会 開く
Posted on | 5月 29, 2011 | No Comments
全国理容連合会(大森利夫理事長)の第154通常総会は2011年5月27日開かれ、①平成22年度事業報告②同収支決算報告③定款一部改正④監事選任の各議案のほかに、緊急議案として⑤東日本大震災にともなう災害積立金からの拠出に関する件が上程され、いづれの案件も可決、承認された。
平成22年度事業では、行政刷新会議を受けての業権確保などの活動のほか、業界PR、後継者育成対策、また2011年3月に発生した東日本大震災へのいち早い対応などが報告された。
平成22年度決算は、8会計合計で収入20億2922万円、支出18億7571万円で、1億5351万円の当期利益、税引き後9364万円の利益を計上。剰余金は、法定準備金が限度額に達しているため、特別、役員退職、業界振興、修繕、共済制度、災害、会館建設の各積立金に充当し、857万円を次期に繰り越した。
この日、緊急上程された第5号議案は、東日本大震災で被災した組合員を支援するために必要な支援金などの拠出をあらかじめ、承認を得ておくために上程されたもの。
災害積立金は22年度の決算・余剰金処分案で1200万円が繰り入れられ、これまでのものと合わせると1億1700万円になる。
総会に先立ち開催された評議員会(写真)では質問もなく,全上程議案が承認された。
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