訪問福祉理容 全理連が事業化へ
Posted on | 9月 10, 2010 | No Comments
全国理容生活衛生同業組合連合会は2010年9月9日開いた第4回理事会で、訪問福祉理容を組織を上げて取り組むことにし、その素案を発表した。需要が見込まれる訪問福祉理容をシステム化し、組合員の増収につなげたい意向。
全国理容生活衛生同業組合連合会の訪問福祉理容は、理容店に来店できない高齢者らを対象に理容サービスを提供するもの。
この事業に参加を希望する理容店(理容師)は所定の研修を受講して組合事務局に登録。
全国理容生活衛生同業組合連合会や各組合では訪問福祉理容の老健施設などへ周知し、施設や個人の利用希望者からの依頼を受付けると、最寄りの登録理容店(理容師)に連絡し、当該者同士が事前に確認し、理容サービスを提供するという仕組み。
所定の研修を受講すると「訪問理容師登録証」が交付されるが、ケア理容師養成研修を修了している理容師にも「訪問理容師登録証」が交付される。
訪問理容美容については、すでに専門に手がけるNPO法人などがあるが、全国理容生活衛生同業組合連合会では損害賠償保険などを活用し万全な体制でサービスを提供したい、としている。
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