理容師と美容師の年収 2024年｜わずかに理容師が上回る

Posted on | 5月 3, 2025 | No Comments

2024年の平均年収は、理容師が392.3万円、美容師が389.3万円となり、理容師の方が約3万円（1％）高い結果となった。とはいえ、両者の年収はほぼ同水準である。

このデータは、「美容サロン就業実態調査2025」（ホットペッパービューティーアカデミー）によるものである。

ネイリスト、エステティシャン、リラクゼーションセラピスト、まつげエクステスタッフを含む美容サロン全体（n=1,364）の平均年収は347.5万円であった。これに対し、国家資格が必要な理容師・美容師は平均より高年収となっている。

その他の美容系職種との比較は以下の通りである。

職種	平均年収	サンプル数（n）
理容師	392.3万円	231
美容師	389.3万円	473
ネイリスト	273.0万円	89
エステティシャン	284.5万円	208
リラクゼーションセラピスト	330.6万円	316
まつげエクステスタッフ	238.7万円	47

一方、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、理容師・美容師の2024年の平均年収は371.7万円である。この調査は従業員10人以上の企業を対象にしているが、理美容業界では従業員9人以下の小規模サロンが大半を占めており、そこで働く理美容師は就業年数が長いこともあって、企業サロンを上回る年収を得ていると推察される。

また今回、理容師が美容師の年収より高かった背景として、理容師が美容師の就業年数を上回っていることが影響しているといえそうだ。

【関連情報】
美容師免許取得者の21.4％が未就業
https://ribiyo-news.jp/?p=46126
（調査概要を記載）

タグ: 年収, 美容サロン就業実態調査

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2023年】
小売物価統計調査より
＜2024年4月＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,668(+58)
パーマネント代／8,544(+175)
カット代／3,683(+41)
ヘアカラーリング代／6,242(+163)
エステティック料金／11,988(－6)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2024年】
＜2025年1月＞
品目：指数(前年比)
総合指数：108.5(＋2.7)
理髪料：103.3(＋1.4)
パーマネント代：104.3(＋1.4)
カット代：104.4(＋1.5)
ヘアカラーリング代：104.3(＋1.5)
エステティック料金：106.2(＋1.5)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2024年】
1世帯当り年間支払金額
＜2025年2月＞
品目：金額(前年比／％)
理髪：4903円（＋0.4）
パーマ：2430円（－1.7）
カット：6991円（+2.8）
その他：2万4160円（+5.4）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2025年5月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.60-3.90％
・有担保融資の基準金利：1.60-3.50％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.70％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報