「言い出すのが恥ずかしい」が理美容室で育毛促進の相談をためらう理由の1位
Posted on | 10月 16, 2024 | No Comments
理美容室で育毛促進について相談をためらう理由の1位は男女とも「言い出すのが恥ずかしい」だった。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルート)は2024年10月16日、「薄毛に関する意識調査」の結果を発表した。
同アカデミーが2016年より20~69歳の男女を対象に実施ている調査で、「薄毛を認識している」人の割合は16.5%と緩やかな減少が続いている。男女差が大きく、男性(25.1%)は女性(7.8%)の3倍以上が「薄毛」と認識している(スクリーニング調査)。
<以下、本調査>
「育毛促進や髪のボリュームアップに関して理美容室への相談意向がある」人(「とてもそう思う」「まあそう思う」の合計)は35.9%で、ここ4年で増加し続けている。
一方、相談したくともできない人も多く、その理由は男女とも「言い出すのが恥ずかしい」だった。
(複数回答)(サロンへの相談意向あり、かつ相談経験がない人、男性n=197、女性n=80)
店内に育毛メニューや育毛に関するPOPを掲出したり、言い出すタイミングを配慮する工夫が必要なようだ。
「理美容室でやってみたいメニュー」のトップは「ヘッドスパ・ヘッドマッサージ」(43.3%)と「髪がボリュームアップして見えるような髪型(カット)」(41.0%)が双璧で、育毛に関する専門的な技術や知識より多かった。
(複数回答)(男女n=2,065)
このほかの主なサマリーは次の通り。
・「薄毛が気になり出した年齢」(平均年齢/年代別分布)(数値回答)は、男性が38.6歳、女性は42.1歳で、調査開始以降、大きな変動はない。
・「薄毛で嫌なこと」は、男性は「人の目が気になるようになった」が47.4%でトップ、次いで「できる髪型が減った」(35.3%)。女性は「自分の抜け毛を見ることが増えた」が50.5%でトップ、次に「人の目が気になるようになった」(47.3%)だった。
・「薄毛対策にかけてもよいと思う金額の上限」は、男性が4,928円、女性が3,559円。年代・性別によって差があり、20代男性は7,475円と他の年代よりも高く、男性は全ての年代において女性よりも金額が高い。
<調査概要>
調査名 :薄毛に関する意識調査2024
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:スクリーニング調査(2024年7月8日~2024年7月9日)
本調査(2024年7月22日~2024年7月24日)
調査対象:スクリーニング調査:50,000人 ※人口動態に基づき性年代を割り付け
本調査:2,065人(全国20~69歳男女、現在薄毛の認識があり、薄毛を気にしている人)
※スクリーニング調査での出現率を基にウェイトバックを実施
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 薄毛に関する意識調査