「コスメティックサイエンス学環(仮称)」設置構想 国立佐賀大学
Posted on | 10月 13, 2024 | No Comments
国立佐賀大学は、コスメティックサイエンスに特化した学環を2026年4月に設置する。
同大学が2024年9月30日、「コスメティックサイエンス学環(仮称)設置構想」で、その概要を発表した。
化粧品産業の集積と関連人材の育成を推進している佐賀県に、同大学が社会的・地域的ニーズに対応して誕生した構想。
学環は複数の分野を組み合わせて学ぶことができる教育システムで、コスメ関係のコア科目と理学系・農学系の周辺科目を融合させ、化学物質の有効性や安全性を幅広い視点から学ぶことができる。
コア科目では、コスメティックサイエンス概論、コスメ開発論、コスメ製造学、コスメティックサイエンス実験、コスメティックサイエンスPBLなどを学ぶ。
さらに研究を通して、化粧品分野の包括的な専門性を修得し、化粧品の開発・製造に携わる技術者や、科学的根拠を基に化学物質の安全管理・適正利用ができる人材、コスメティックサイエンス分野の学際的な素養を持ち、将来イノベーションを興せる人材を養成する、という。
予想される進路としては、化粧品産業(化粧品メーカー)、化粧品産業(化粧品関連のスタートアップ企業)、化学関連産業(原料メーカー)、食料品・飲料産業(食料品・飲料メーカー)、公務員(自治体の産業振興部門)などをあげている。定員は30人の予定。
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