男性客の8割強は「いつも同じ理美容室」を利用
Posted on | 8月 11, 2024 | No Comments
理美容室の利用に関して「男性客は女性客に比べ浮気をしない」といわれているが、男性客の8割強は「いつも同じ店」を利用している。
理容室の利用男性は84.7%、美容室の利用男性は82.2%が、「いつも同じ店」を利用している。理容室と美容室で大きな差はない。
NBBA(全国理美容製造者協会)が2024年8月6日発表した2024年度サロンユーザー調査 男性版より。
平均では8割強が「いつも同じ店」を使用しているが、年代別にみると15-19歳、20代では複数店を利用している男性がやや多く、50代以上になると平均を上回る人が「いつも同じ店」になる。
「いつも同じ店」を利用している男性の比率では理容室・美容室の差はないが、「いつも同じ店舗を利⽤する理由」については、理容室利用男性は「安い」(48.6%、複数回答)がトップなのに対し、美容室利用男性は「自分のことをわかってくれている」(56.1%、同)がトップになっている。
男性客の「いつも同じ店」利用者の比率は理容室と美容室で大差はないものの、その理由に関しては違いがある。
しかも、理容室利用男性は「常に安いお店を探している」(39.0%、同)と低価格志向の強い男性が利用している。この調査から、理容室にとって料金の値上げがしにくい状況なのがうかがえる。
【関連情報】
男性理美容室市場は推計8163億円
https://ribiyo-news.jp/?p=43525
タグ: NBBAサロンユーザー調査男性版