海外出稼ぎ理美容師という働き方
Posted on | 2月 8, 2024 | No Comments
世の中、働き方改革。理美容師の働き方も多様化している。ひと昔前は海外で働くといえば、欧米で技術修業を兼ねて働いたものだが、経済が停滞する昨今は高収入が得られるアジアの富裕層を相手に海外就労する理美容師さんもいる。
「シンガポールに出て美容師の月収2倍に」という見出しで、『日経ビジネス』(電子版)は2024年2月5日、32歳の女性美容師を紹介した。ベテラン美容師で日本での月給は30万円ほどだったが、シンガポールではその倍の約60万円に。彼女が海外出稼ぎするに至った経緯などについては記事に詳しい。
「アジア出稼ぎ日本人」シリーズの2回目の記事で、1回目は「アジア出稼ぎ日本人 ラーメン店経営で年収3000万円超え」。要するに日本の優れた技能者が国内では評価されていないことに焦点を当てたシリーズのようだ。もちろん背景には日本経済の低迷がある。
海外で就労するにはそれなりの語学が必要だし、国によって就労の規制もあるので事前の調査は必須だ。しかし、日本人美容師の技術力は海外では高く評価されているので、日本以上の高給が得られる。技術力に自信があって、多少言葉ができれば、「海外出稼ぎ理美容師」は一つの選択肢になる。そんな時代になった。
タグ: 働き方改革, 海外出稼ぎ理美容師