若者に人気 美容と介護が双璧
Posted on | 12月 25, 2023 | No Comments
美容科の入学者数 専門学校で2位
若者の美容人気は相変わらず高い。専門学校の入学者数は、看護科についで多い。看護と美容が双璧といえます。
専門学校の入学者は女子が男子より4割以上多く、看護科、美容科とも女子の入学者が多い。
男女計のトップ3は
① 看護: 26651
② 美容: 19358
③ 情報処理: 13831
女子だけのトップ3は
① 看護: 22772
② 美容: 15431
③ 動物: 6961
専門課程に一般課程、高等課程を加えた専修学校全体でみても、介護と美容の入学者は1位、2位です。3位は一般課程の受験・補習科になります。
18才人口が減少するなか、専修学校への入学者数は減少していますが、美容科はほぼ横バイで推移しています。2015年当時は専修学校入学者に占める美容科学者数はの5%台でしたが、2023年は8.4%にまでシェアを伸ばしました。人数こそ横バイですが、シェアは大きく拡大しています。
男子の美容科入学者数は微減傾向にありますが、62科あるなかで10位と健闘しています。ちなみに理容科は、40位(男女計、男子では34位)と低迷しています。美容と似通った職種ですが、残念ながら若者からの注目度は低い。
若者にとって、美容と介護は人気職種の双璧です。しかし喜んでばかりはいられません。両業に共通しているのは離職者が多く、人手不足が常態化していることです。待遇改善が求められる業界であることも共通しています。
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タグ: 理美容ラウンジ, 美容科入学者数