理容師美容師 免許登録税の軽減を要望
Posted on | 12月 4, 2023 | No Comments
平成6年度の税制改正
理容師免許や美容師免許などの国家資格が2024年度からデジタル化されるのを受けて、厚生労働省は平成6年度の税制改正で登録手数料の軽減を求める要望を他省庁と共同要望した。
理容師美容師免許は、国家試験合格後、理容師美容師試験研修センターに登録する必要があり、現行9000円の登録免許税(印紙)のほか変更時には1000円の変更にかかわる登録免許税がかかる。このほか登録事務手数料として5200円、書き換えの場合は3750円が必要となっている。
政府が2024年度から運用を予定している「国家資格等情報連携・活用システム」はマイナバー制度を活用して事務手続きを簡素化するもので、現行の紙での書類のやり取りをオンライン化する。
理容師美容師の免許登録には戸籍抄本(謄本)、住民票、医師の診断書などが求められ、申請者は書類を取り寄せる必要があるが、マイナンバーに登録される戸籍抄本(謄本)、住民票については、住民基本台帳ネットワークシステムと連動することで簡略化でき、申請者、理容師美容師試験研修センター双方にメリットがある。
なお、この要望は理容師美容師の免許登録のほか医師免許など23資格との共同要望。
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