1年での離職率は平均より低い理美容師

Posted on | 5月 1, 2023 | No Comments

新卒者の早期離職者が多いといわれる理美容業界だが、1年での離職率は一般産業全体より低い。3年ではやや多くなるものの突出しているわけではない。

ホットペッパービューティーアカデミー（リクルート）が2023年4月発表した「美容サロンの就業実態調査」と、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」(平成31年３月卒業者)を比較した。「新規学卒就職者の離職状況」は雇用保険からの推定値になる。

早期離職の問題は理美容業界だけでないのが、この比較からわかる。
理容師美容師の早期離職は「世間並み」といえそうだが、新社会人と職業とのミスマッチを防ぐ努力は継続的に必要だろう。また美容系職種ではエステティック業の早期離職が目立つ。

ｎ＝
美容師： 302
理容師： 65
エステティック： 99
ネイル： 33

タグ: 理容師離職率, 美容師離職率, 離職率

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年4月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利：2.15-3.25％
・有担保融資の基準金利：1.15-2.85％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.25％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報