理容店利用男性の利用率 低下が続く
Posted on | 6月 28, 2022 | No Comments
女性の美容室の利用率は緩やかに低下しているが、男性の利用率も同様の傾向にある。男性の場合、理容店利用者の利用率が低下の影響が大きい。
ホットペッパービューティーアカデミーが6月23日発表した「美容センサス2022年上期」による。
利用率は、年1回以上のサロン利用者の比率。
男性の場合、理容店の利用者と美容室の利用者がいる。理容店の利用者は緩やかに減少を続けている。2012年調査では64.9%あったが、2019年調査で50%を割み、2022年調査は43.4%だった。美容室利用男性は、緩やかに増加し2018年調査以降は33%前後で推移している。2022年調査は33.5%だった。
理容店と美容室を併せた数値は、多少の振れはあるものの、理容店利用者の減少が大きく、減少傾向が続いている。2012年は94.8%だったが、2022年調査は76.9%にまで減少した。男性の中には、理容店と美容室を使い分けている人も少数いるので、実際の利用率は集計よりも下がるものと推測される。
男女とも利用率が下がる傾向にある。その原因の一端はコロナによる理容店美容室の利用控えがあるが、同時にセルフの普及も考えられる。利用率は市場規模の母数になる数値なだけに、その理由について究明する必要がありそうだ。
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タグ: 利用率, 美容センサス