美容店は女性の86%が利用(年間1回以上)
Posted on | 9月 6, 2019 | No Comments
利用率が高い美容店理容店
美容系の職業には理容、美容をはじめアイビューティ、ネイル、エステティック、リラクゼーションなどがあるが、消費者が利用するサービスは群を抜いて理容美容が多い。
下の表は、
利用率=1年間に利用した人の割合
経験率=利用経験率。過去に利用したことがある人の割合
リピート率=利用率/利用経験率
を男女別に表記したもの。(利用率、利用経験率は、リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー「2019年上期美容センサス」による)。
利用率が高ければ利用者が多いわけで、市場規模を左右する。これに年間の利用回数、1回当たりの平均支払金額を乗じれば、おおよその市場規模がわかる。
エステティックは、ファイシャル、ボディ、脱毛に分けて集計しているが、例えばボディと脱毛のメニューのあるサロンもあるので、サロン単位では利用率の数字はもう少し上がる。とはいえ、理容美容の利用率にはとても及ばない。
理容店美容店の利用率が高いといっても、直近の1年間で美容店に行かなかった人は14%いる。男性の場合も16%が行ってない。ちなみに過去一度も美容店に行った事がない女性は5%いる。
なお、理容店・美容店の男性で利用経験率が122%と100%を超えているのは22%の人が理容店美容店を使い分けているためと判断できる。
男性はヘア以外のサービスに関しては利用率は女性より低いが、リピート率は女性より高い。美に高感度な男性は多くはいないものの、継続してサービスを受ける傾向が強く、美容系サービス業における男性客の重要性がわかる。
タグ: 利用率, 利用経験率, 美容センサス