理容業美容業 経営取り組み事例
Posted on | 4月 29, 2022 | No Comments
日本政策金融公庫 2021年第4四半期
日本政策金融公庫は、「生活衛生関係営業の景気動向調査」とともに四半期ごとに経営取り組み事例を発表している。最新の2021年第4四半期の事例と直近1年間の理容業美容業の事例を掲載。
【理容業】
2021年第4四半期
・店舗入口では、非接触式体温計での検温、手指の消毒を実施。店内では、空気清浄機の稼働、雑誌の代わりにiPadを提供。カウンターには、アクリルパーテーションを設置、会計はキャッシュレス決済を導入するなど、コロナ対策を徹底的に行っている。(山梨県)
・完全予約制にし、お客様にとって安心・安全な店として、真摯に対応している。また、ホームページの更新やインスタグラムなども積極的に活用し、新規の集客を図っている。(京都府)
2021年第3四半期
・顔パック、マッサージ、白髪ぼかしなどの単品メニューに力を入れている。加えて、新たにワンコインサービス(500円エステコースや500円マッサージコース)を導入し、客単価アップや顧客満足度の向上を図っている。(静岡県)
・レディースルーム(個室)を新設し、女性向けのシェービングやエステに力を入れている。(愛媛県)
2021年第2四半期
・「いつもどおり(カットのみ)」を希望するお客様が多いが、こちらから新しい髪型やヘアカラー等を提案することで、客単価と顧客満足度の向上を図っている。(沖縄県)
2021年第1四半期
・感染予防対策をしっかりと実施していることが店外からも分かるように、店舗前に店内の様子が分かる写真などを掲示した。(千葉県)
・高知市が取り組む「GO TO理美容クーポン事業」に参加した。クーポン以外にも当店独自のサービスを付加して、お客様の満足度を高める工夫を行っている。(高知県)
【美容業】
2021年第4四半期
・お客様の無料送迎サービスや無料のお顔剃りサービスを実施するとともに、眉カットやメイク直しなど、メイク全般の相談対応に取り組んでいる。(石川県)
・新しいトリートメントメニューの導入や、感染対策のための店内改装を実施するなど、新規客(若者層)の集客に取り組んでいる。(滋賀県)
2021年第3四半期
・従来の電話予約に加え、LINE公式アカウントからの予約受付も開始したところ、「24時間いつでも予約ができて便利」とお客から好評である。(青森県)
・店内を個室風にリニューアルしたところ、コロナ禍での3密回避のニーズにマッチしたのか、予約増加につながった。(千葉県)
2021年第2四半期
・コロナ禍の影響を少しでも軽減するため、予約中心の営業スタイルに切り替えている。加えて、お客様の利便性向上のため、LINEでの予約受付を始めた。(香川県)
2021年第1四半期
・来店サイクルを早めるため、会計時に使用期限を区切った次回割引券を配布している。(岐阜県)
・SNSの活用においては、お客様とのコミュニケーションを重視している。「いいね!」の拡がりで新規客も増えている。(鳥取県)
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