QBハウスが雇用契約問題の調査結果公表
Posted on | 4月 16, 2022 | No Comments
雇用主の説明受けた人は37%
理美容師の雇用契約がネット上で問題となったQBハウスを運営するキュービーネットホールディングスは2022年4月5日、雇用契約に関する実態についてアンケートの調査結果を発表した。
調査対象は、同社の業務受託者が雇用している従業員570人で、回答者は423人(回答率74.2%)。
この問題は、QBハウスで働く理美容師の雇用主が同社なのか、同社の業務委託者なのかの認識に齟齬があり、ネット上で問題化したもので、調査結果では、キュービネットと認識していた人は5.7%(24人)だった。90.8%と大半の理美容師は雇用主は業務委託者と正しく認識していた。
採用・面接時の雇用主についての説明については、業務委託者と説明を受けた人は36.9%にとどまった。逆にキュービーネットと虚偽説明を受けた人が1.8%(8人)いたこともわかった。他は、説明なし、記憶なしなどだった。また、雇用契約書の未締結者がいることなども判明した。
同社は、調査結果をふまえ問題点を改善、是正するとともに、これ以外の労働条件・従業環境の整備について、業務受託者との間で協議を進める、としている。
【関連情報】
QBハウスで雇用契約問題
https://ribiyo-news.jp/?p=34835
タグ: QBハウス, キュービーネットホールディングス, 雇用契約