ドライヤーレスの推進を環境省が評価
Posted on | 12月 8, 2021 | No Comments
ドライヤーは多くの電力を使う。理美容のプロが使う大容量のドライヤーはなおさらだ。そんなドライヤーを極力使わないドライヤーレスを推進して、環境省が主催する「第9回 グッドライフアワード」の「実行委員会特別賞 サスティナブルデザイン賞」を受賞したプロジェクトがある。
一般社団法人ステップボーンカット協会の「理美容室をプラットフォームとしたドライヤーレス推進で、らくちんCO2削減プロジェクト」。
同アワードは、環境と社会によい活動を応援するプロジェクトで、社会をよくするSDGsを体現する取組を表彰している。
受賞したプロジェクトは、「ドライヤーを使わない〜ドライヤーをかける時間を減らすことで、ヘアサロンや各家庭の省電力と顧客の豊かな時間を叶えること」を実現するために「顧客にドライヤーを使わない利点を伝え、ドライヤーレスを推奨する」という内容。
ドライヤーを使わない利点として、
①ドライヤーを使って髪を乾かさないと傷むのではなく、ドライヤーの熱で髪は傷むこと。
②濡れたままだと風邪を引くのではなく、逆に抵抗力ができて風邪を引きにくい体質になること。
③ドライヤーを使わないと細菌が繁殖するのではなく、抗菌効果のある植物性シャンプーを使うこととで、逆に細菌の繁殖を抑えること。
などをあげている。
またドライヤーレスを実現するために理美容師が目指すこと、として
ブローレス、ドライヤーレスでも理想のヘアデザインを叶えるためのヘアカット技術、パーマ技術を磨き続けること、を提唱。ステップボーンカット協会では、そのため技術講習や認定活動、研究活動を行っている。
理美容室をプラットフォームとしたドライヤーレス推進で、らくちんCO2削減プロジェクトの詳細は
https://www.stepbonecut.jp/co2
(情報/プレスリリース)
タグ: SDGs, ドライヤーレス, 理美容業界SDGs