理容業 改善傾向が顕著 7月の第3次産業活動指数
Posted on | 9月 23, 2021 | No Comments
経済産業省は2021年9月15日、7月の第3次産業活動指数を発表。理容業、美容業とも前月を上回った。2015年基準、季節調整済指数。
理容業は108.7で、前月より15.5ポイントと大幅に改善した。理容業は前月は100を割り込んだが、2月以降、6月をのぞいて基準値(2015年)を超えている。
美容業は85.1で、前月より3.4ポイント改善した。美容業は3月以降80台で推移している。
第三次産業全体では96.6で、前月より0.6ポイント悪化した。また、理美容業のほかホテル業などを含む生活娯楽関連サービスは75.1で、前月より改善したものの、いまだにコロナ禍の影響が続いている。
6ヶ月平均移動値(上)をみると、生活娯楽関連サービスは下降傾向にあるが、理容業と美容業は上昇傾向に転じているのがうかがえる。とくに理容業は100を超えて上昇している。
【第3次産業活動指数】
第3次産業の活動を指数化し動向を把握するための経済指標。
家計調査、消費者物価指数などを統計を加工して作成する二次統計。
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