理美容総合市場　総務省 家計調査より

Posted on | 10月 12, 2010 | No Comments

全国の消費者が2010年8月に理容・美容、エステティック、ネイルなどに支払った料金は総額1268億円だった。

【月次推移／2010年8月】

前年同月より5ポイントと大幅に改善したが、指数はマイナス。「理髪料」「パーマネント代」が市場規模が縮小する中で、他の理美容支出は増えているのが分かる。

（単位　万円）
指数は2005年（同月）＝100として算出
＊月次ベースは、多数を占める勤労者世帯の事情、たとえばボーナス時には支出が拡大するなど、月による変動が大きいので前年同月と比較し、推移を把握している。

【年次推移／2005年～2009年】
2005年（平成17年）には2兆78517億円だった理美容総合市場は、2008年待望の3兆円に乗せたが、2009年は不況の影響を受け割り込んだ。
理美容総合市場では、マイナスを続ける「理髪料」「パーマネント代」も含まれているので、それ以外の理美容市場の好調ぶりが伺える。今年に入ってからも前年同月比プラスが多く、再び3兆円の大台に乗せそうな勢いである。

（単位　万円）
指数は2005年＝100として算出
＊総務省「家計調査」の「その他の消費支出」中「理美容サービス」には「温泉・銭湯入浴料」「理髪料」「パーマネント代」「カット代」「他の理美容代」の小項目があるが、支払先が不明確なため、「温泉・銭湯入浴料」を除く項目を「理美容市場」とし集計した。この中には理容店、美容室、エステティックサロン、ネイルサロンなどへの支払いが含まれ、理美容の総合市場として理解してほしい。
これとは別に「理髪料」は理容の理髪市場、「パーマネント代」は美容のパーマネント市場として別掲。

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