全国理容生活衛生同業組合連合会
Posted on | 10月 4, 2010 | No Comments
略称:全理連、または全国理容連合会。
理容業者の全国組織は戦前から存在したが、全国理容生活衛生同業組合連合会は、昭和32年に公布された「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」に基づく法人。
全国47都道府県に理容生活衛生同業組合(理容組合)があり、その全国組織。理容組合は、理容店経営者が加入できる。
最盛期には12万人ほどの組合員を擁したが、2010年には8万人を割り込んでいる。組合員の高齢化が進む一方、理容師のなり手が少ないため、組合員のさらなる減少が見込まれる。
理容業は、生活衛生業16業種の一つとして、厚生労働省健康局生活衛生課(旧・環境衛生課)が所管するが、全国理容生活衛生同業組合連合会は理容業の業界団体として、行政と密接な関係がある。16業種の中では抜きんでた組織率を誇る。
理容業標準営業約款制度(Sマーク制度)の推進や、全国理容組合衛生遵守運動の実施をはじめとする事業のほか、理容技術の日本一を競う全国理容競技大会の開催や、2年に1度開かれる世界最大の競技大会・世界理容美容技術選手権大会への日本代表選手の派遣も行っている。
現在の大森利夫理事長になってから、理容業界のPR事業、また組合員の営業支援事業、後継者育成事業に力を入れている。
住所 東京都渋谷区代々木1-36-4 全理連ビル
TEL.03-3379-4111(代表)
理事長 大森利夫愛媛県理容組合理事長
(2010年10月時点)
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