理容58百万円、美容66百万円 サロン企業の売上
Posted on | 4月 1, 2021 | No Comments
2020年経済構造実態調査(甲調査)
総務省は2021年3月31日、2020年経済構造実態調査(甲調査)を発表。企業を対象にした調査だが、理美容業の売上は全産業(*)の1割にも達しておらず、小規模で生産性の低さが改めてわかった。
1企業当りの売上(収入)は全産業の平均は11億07百万円なのに対し、理容業58百万円、美容業66百万円、全産業の平均を100とすると、理容業5.3、美容業6.0でしかない。企業規模の小ささが、そのまま売上高に反映した。また、理容業、美容業が含まれる「生活関連サービス業、娯楽業」(産業分類「N」)のなかでも売上が少ない。
なお、売上は2019年のデータ。調査対象は会社など企業組織のサロンで、理容業3135企業、美容業1万4257企業が回答した。
「産業計」は、農業や水産業などは除く、下記の業種(E~R)
E製造業
F電気・ガス・水道
G情報通信業
H運輸業・郵便業
I卸売業・小売業
J金融保険業
K不動産業・物品賃貸業
L学術研究、専門・技術サービス業
M宿泊業、飲食サービス業
N生活関連サービス業、娯楽業
O教育、学習支援業
P医療、福祉
Q複合サービス業
Rサービス業(他に分類されないもの))
(*)「生活関連業」は「生活関連サービス業・娯楽業」の略。大分類「N}。理容業、美容業のほか、クリーニング業、浴場業、冠婚葬祭業、旅行業、映画館、ゴルフ場、遊園地、パチンコ、カラオケボックスなどが含まれる。
タグ: サロン企業, 理美容サロン企業, 経済構造実態調査