女性の美容室利用金額　4年連続で増加

Posted on | 6月 11, 2020 | No Comments

美容センサス2020年上期「美容室・理容室編」
「ホットペッパービューティーアカデミー」（リクルートライフスタイル）は2020年6月11日、美容サロンの利用実態を調査する「美容センサス2020年上期」を発表した。「美容室・理容室編」によると、「女性の美容室の利用金額が4年連続で増加」した。


同アカデミーは、「ヘアカラー利用率の増加が利用金額の増加に影響した」と分析している。

なお、調査時期は、新型コロナウイルス感染拡大前の2月なので、調査ではコロナの影響は反映されていない。

女性の美容室の利用金額は今期6,846円で、前年比2.5%の増。4年連続で増加した。ヘアカラー利用率も4年連続で増加している。
年代別に前年比で増加幅が大きいのは、15～19歳、次いで60代、 20代と続く。

この他の主なサマリーは
・男性の美容室の利用金額、 年間利用回数、 ともに過去5年で最高値に
利用金額は、前年比からの増加幅が最も大きかったのは、15～19歳（前年比4.1%増）、次いで50代（同3.4%増）、20代（同2.7%増）と続く。年間利用回数は、年6回以上利用の高頻度層が増加した。

・サロンの予約方法は、男性の美容室利用者のネット予約が初めて電話予約を超えた
男性の過去1年のサロンの予約方法（美容室※理容室は除く）のうち、「電話をして予約」は全体で38.6%で前年比3.0pt減。これに対し「ネット予約・計※」は42.3%で前年比2.0pt増。 ネット予約が電話予約を初めて上回った。

なお、「美容センサス2020年上期」は、「美容室・理容室編」のほか、「ネイルサロン編」、「エステサロン［フェイシャル、ボディ／痩身］編」、「エステサロン［脱毛］編」、「リラクゼーションサロン編」、「アイビューティーサロン編」がある。順次、サマリーを紹介する予定。

【調査概要】
全国の人口20万人以上の都市居住者のうち、15～69歳の男女1万3,200人を対象に、過去1年間における美容室・理容室の利用に関する実態調査。
集計数：各エリア、５歳ごとの年代ごとに割付、男女とも各6,600人。
調査方法：インターネット
調査期間：2020年2月14日(金)～2月25日(火)

（情報／プレスリリース）

関連する投稿

• ２０代女性の６１％はネットで美容室に予約
• 高単価客の比率はほぼ横バイ
• 都道府県別データ2022年版を掲載

Comments