理美容業の客単価は改善も停滞続く
Posted on | 2月 18, 2020 | No Comments
「生活衛生関係営業の景気動向調査」(DI調査、2019年度第3四半期)
日本政策金融公庫は2020年2月12日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(2019年度第3四半期/10月~12月)を発表。理容業、美容業とも客単価が改善した。
利用客数は前年同期比では改善したものの前期比で悪化した。売上、採算、業況は悪化し、理美容業の景況は停滞している。
理容業(カッコ内は前年同期非)
売上:-32.4(-5.4)
採算:-7.1(-3.7)
業況:-31.4(-1.7)
利用客数:-36.4(+1.8)
客単価:-5.7(+7.0)
美容業
売上:-32.3(-2.4)
採算:-10.1(-3.9)
業況:-29.6(-5.5)
利用客数:-38.6(+0.6)
客単価:-6.3(+5.0)
総合指数
理容業:-22.6(-0.4)
美容業:-20.8(-1.2)
(総合指数=売上、採算、業況、利用客数、客単価の5項目を単純平均した数値)
総合指数4期足(グラフの元データ)
理容業:-19.5(+0.6)
美容業:-20.8(-0.6)
(総合指数の4期足を単純平均した数値で、景況感のトレンドが捉えられる)
*DI調査=(好転・改善した)企業ー(悪化・低下した)企業で算出した数値
【調査概要】
調査時期:2019年12月上旬
調査方法:面接調査
調査対象:生衛関係業3290企業(理容業421企業、美容業466企業)
タグ: DI調査, 日本政策金融公庫