東アジアからの訪日女性の19%がヘアサロン体験
Posted on | 1月 24, 2020 | No Comments
インバウンドが注目されるなか、東アジアからの訪日外国人を対象にした「日本での美容サービス利用に関する実態・意識調査」の結果が発表され、最も利用率の高かったのはヘアサロンの19.2%だった。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフスタイル)が2020年1月23日発表した。調査対象は、アジア4か国(中国、香港、台湾、韓国)の、 3年以内に訪日経験がある20~49歳の女性800人(各国200人)。
利用経験者の8割超が「今後も利用意向あり」と回答していることから、美容体験を目的にした訪日観光客の増加が見込まれる、と同アカデミーでは分析している。
主なサマリーは次の通り。
◆アジア4か国の訪日旅行者は、 2割以上が日本でこれまでに何らかの美容関連サービスの利用経験あり。 最も利用率が高いのはヘアサロン。
Q.あなたが、 日本で利用したことがある美容関連のお店・サービスを全てお答えください。 (n=800※各国200、 複数回答)
◆直近の日本旅行で美容関連サービスを利用した旅行者のほぼ全員がサービスに「満足した」と回答。 また、 満足した点は「施術が上手」「清潔で衛生的」などが上位に。
◆お店・サービスの情報源は、 「日本に来てネットで調べた」「自国内で事前にネットで調べた」「宿泊施設の紹介・チラシ」が5割程度。 また、 約8割が事前に予約して来店。
◆今後の利用意向は、 「ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーション・エステ」が上位で7割以上。 【利用経験あり】の回答者では全てのジャンルで「利用意向あり」が8割超と、 リピート意向が高い。
研究員よりコメント
直近の訪日旅行で美容関連サービスを体験した旅行者のほぼ全員「満足した」と回答しており、 満足した点として「施術が上手」「カウンセリングが丁寧」が上位に挙がるなど、日本の技術・サービスの品質の高さがうかがえる結果となりました。 また、 それぞれの美容サービスの利用経験者の8割超が「今後も利用意向あり」と回答していることから、 今後はさらにリピートなどの風潮が出てくるかもしれません。
(「ホットペッパービューティーアカデミー」研究員 岡本華奈子)
【調査概要】
<調査方法> インターネット調査
<調査対象> 下記に該当する対象者を各国200人ずつ、 計800人
・20~49歳女性
・中国/香港/台湾/韓国 アジア4か国いずれかに居住
※中国居住者は上海市、 北京市、 広州市、 大連市に限る
・3年以内に1回以上の訪日観光経験者
・各国内で対象者の年齢/世帯年収にて割付を実施
・直近3年間(2016~2018年)の「訪日外客数(出典:日本政府観光局)」の国別構成比を用いてウェイトバックを実施
<調査期間> 2019年12月11日(水)~2019年12月20日(金)
調査結果の詳細は
https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/overseas/19859/
(情報/プレスリリース)
タグ: インバウンド, ホットペッパービューティーアカデミー, 美容体験