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利用客数の低迷が深刻な理美容業

Posted on | 8月 28, 2019 | No Comments

DI調査 2019年第1四半期
日本政策金融公庫は2019年8月20日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査」2019年第1四半期(2019年4月~6月、DI調査)を発表した。客単価はやや改善しているものの利用客数の低迷が続き、売上は伸び悩み、業況判断は厳しい。

売上は、理容美容とも前期より改善したが前年同期比は悪化。採算も同様で、理容はプラス域になったが、美容はマイナス域にとどまった。
業況は、前期より大幅に改善したが、前年同期比ではマイナスで、理容美とも業況判断は相変わらず厳しい。

利用客数は前期より大幅に改善し、美容は前年同期を2.4ポイント上回った。しかし両業とも30を超すマイナス域にあることから、利用客数の伸び悩みが深刻なことがうかがえる。
客単価は、理容美容とも前期比、前年同期比ともに改善した。景気回復の影響がようやく理美容業にもおよび、客単価を押し上げているようだ。
di_2019_1q
【2019年第一四半期DIと前年同期比】
売上
理容 -24.2 / -5.5
美容 -23.7 / -2.7
全業種 -17.6 / 1.3

採算
理容 0.5 / -1.2
美容 -6.3 / -7.2
全業種 0.2 / 0.7

業況
理容 -15.6 / -8.7
美容 -19.4 / -3.3
全業種 -14.2 / -0.8

利用客数
理容 -30.1 / -5.2
美容 -31.2 / 2.4
全業種 -21.8 / 5.2

客単価
理容 -8.3 / 2.0
美容 -10.2 / 3.8
全業種 -11.0 / 1.7

投資実績
理容 10.2 / -3.4
美容 15.8 / 2.4
全業種 19.3 / -0.8

*DI調査=「良い(上昇)-悪い(減少)」の回答数
*グラフは、売上・採算・業況・利用客数・客単価のDIを合算し、4期平均移動線で表示

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タグ: 日本政策金融公庫, 理美容業のDI, DI調査

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