2018年度の理美容市場は2兆1,382億円
Posted on | 7月 5, 2019 | No Comments
矢野経済研究所は今年3月に発刊した「2019年版 理美容マーケティング総鑑」に関する概要を2019年6月27日、ニュースリリースとして発表した。それによると2018年度の理美容市場規模は事業者売上高ベースで、前年度比99.6%の2兆1,382億円だった。
理容市場は6335億円、美容市場は1兆5047億円で、占有比率は理容29.6%、美容70.4%、ほぼ3対7になる。
理美容サロンの店舗数(厚生労働省「衛生行政報告」2018年4月)から計算すると、1店舗の売上げは平均で594万円。理容美容別では、理容528万円、美容627万円の平均売上高になり、美容が100万円ほど多い。
同総監によると、来期売上高予想は2兆1279億円でマイナス0.5ポイントとほぼ横バイの見通し。理美容市場規模は2008年には2兆3千億台だったが、毎年微減を続けている。
また同総監では「注目のトピック」として、「カラー専門店の成長と異業種を含め参入が活発化」をあげ、大手外食チェーンの理美容業界参入やフランチャイズ店の拡大が、一般個人サロンにとって脅威になっていることを指摘している。
資料名:2019年版 理美容マーケティング総鑑
発刊日:2019年03月26日
体裁:A4 974ページ
定価:110,000円(税別)
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タグ: 理美容市場, 理美容市場規模, 矢野経済研究所