理美容店へのIT導入支援事業など説明
Posted on | 2月 13, 2019 | No Comments
NBBA 臨時セミナー開く
理美容業界大手メーカー10社で組織する全国理美容製造者協会(NBBA)は2019年2月12日、臨時セミナーを開き、環境、経済産業省、流通の3セミナーを行った。NBBA交流委員会の主催。
環境セミナーは『循環経済新聞』(週刊)の中西康文編集部部長を講師に迎え、「廃プラスチックの今後」のテーマで、中国での処理が難しくなったいま、海外はじめ日本国内での廃棄物処理、リサイクルの動向について講演した。
経済産業省セミナーでは、同省商務サービスグループ・サービス政策課の平川怜奈講師が「IT導入支援事業について」のテーマで講演。IT導入にともなう補助金のポイントなどを説明した。
理美容サロンの2018年導入件数は約1000件にとどまり、他業にくらべると低調。リクルート社のairレジやタカラベルモント社のSALONPOSLin2、おもてなし電話「シンカCTI」など手軽に導入できるアプリがあり、2019年度は生産性向上などを目的に3補助金を設定。IT補助金の場合、補助率二分の一で補助額は40万円から450万円。全国の商工会議所などが窓口になるほか、リクルート社やタカラベルモントなどのベンダーも扱う。
流通セミナーは、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科の橋本雅隆教授が将来の流通の方向について講演。IT先進国・中国での体験を紹介し、マーケティング4.0やインターネットやSNSが変える消費行動、さらにロイヤルカスタマーの育成などについて語った。
経済産業省セミナーの模様(会場は、東京・赤坂のタカラベルモント)
タグ: NBBA, 国庫補助金, 経済産業省