パーマへの支出、3年間で2割縮小
Posted on | 2月 9, 2019 | No Comments
2018年家計調査
消費者がパーマネントへ支払う金額は2015年を100とした指数で、2018年は79.9になり3年間で2割縮小した。2010年から2015年の5年間でも約2割縮小しており、消費者のパーマネント離れは一段と進んでいる。2019年2月8日発表された総務省の家計調査・2018年年次による。
美容業界が総力を上げてパーマネントの需要拡大運動に取り組んできたが、成果は上がっていない。パーマネント料金は小売物価調査によるとやや上昇傾向にあることから、パーマネントをかける利用者が減少していることが政府の統計データからわかる。
理容への支出は減少傾向にあったが、2013年以降ほぼ横バイで推移している。2018年は94.8で前年より0.4ポイント上昇したが、2015年比ではマイナス5.2ポイントだった。
ヘアカットは101.0で前年より1.3ポイント上昇したが、2016年の101.6に達していない。回復の兆しはうかがえるものの力強さはない。
その他の理美容サービスにはエキササイズやヘアカラーなど多くの項目が含まれ、近年好調に推移しているが、2018年は103.2で前年より0.7ポイント減少した。
タグ: 家計調査, 家計調査年次